コンセプト：『患者と歯科医師を結ぶコミュニティーサイト』
患者の声
- 技術力の高い歯科医師を紹介して欲しい
- 信頼できる歯科医院を紹介して欲しい
- (日本矯正歯科学会の)認定医を紹介して欲しい
- 情報が氾濫していて、どの情報を信じて良いのかわからない
- 費用の安い矯正歯科医院を教えて欲しい
- 矯正治療中であるが、今の担当医が信頼出来ないので歯科医院を変えたい
- 色々な歯科医院に相談へ行ったが、言うことが異なるので、どの歯科医院の言うことを信じてよいかわからない
歯科医師の声
- Ａ矯正歯科医院 副院長
矯正治療に関する情報は多様である。情報を整理し、適切な矯正歯科の情報を発信し、患者さんの迷いを少なくしたい。
また、そのことにより、矯正治療に対し、無理なく安心して相談できるような環境をつくりたい。その為には、ボランティア的立場で全国からの矯正相談を受け持っても良い。 - Ｂ矯正歯科医院 院長
矯正歯科治療は、歯科医師の資格があれば誰でも出来る。その為、技術力にはバラつきがある。患者に迷惑がかからないのであれば、特に問題は無いが、いい加減な治療を行う歯科医師がいることも事実である（客観的根拠の提出はここでは避ける）。
自分が最高の歯科医師（矯正医）では無いが、矯正治療について、天に唾するような仕事だけはしてこなかったと、自分に対して正直にいえる。そんな自分が、最後に、矯正歯科医療に対して出来ることは、矯正治療で困った患者の相談や矯正歯科に関する情報提供を行うことだと考えている。
e-矯正歯科.comの考え
このような矯正治療を取り巻く様々な情報環境を整理し、患者（視聴者）や歯科医師にとって、有益なネット上の情報広場の提供がe-矯正歯科.comのコンセプトであり、その運営に関する各種の仕事を請け負うことで、e-矯正歯科.comは成り立っています。
〜 これまでの経緯 〜
当初2000年3月のe-矯正歯科.comの企画段階では、企業中心の利益のみを考え、矯正治療を行っている歯科医院のリンク集として広告収入を上げることを目的としていました。しかし、先生方や医療関係者への取材過程で、多くの先生方が『歯科医師として、社会に貢献する、したい』という強い使命感と意思をお持ちであることに気づかされました。それは、歯科医療というものが、営利だけを目的とした世界ではないということです。
私達も考え方を修正し、社会と共存できる利益の追求、企業活動が社会に貢献できることをテーマに再度、計画を練りなおし、幾度もの検討を重ね、2000年11月にやっとe-矯正歯科.comは、産声を上げることができました。
オープン後は、順調にアクセス数も上がって行きましたが、ふと原点に立ち戻った際、“社会と共存できる利益の追求”とは言ったものの、どんなにがんばっても、e-矯正歯科.comは“インターネットの広告業”に過ぎず、社会に貢献など出来ないのでは無いか？
また、e-矯正歯科.comが歯科医院のWebサイトを制作し、制作費用や管理費用を頂けば頂くほど、営利に傾き、社会貢献から遠ざかっているのではないか？
というようなジレンマが強くなりました。
そこで、2005年7月に、e-矯正歯科.comを運営する会社とWebサイトの制作、管理をする会社を分社し、e-矯正歯科.comは矯正歯科ポータルサイトとして中立的に運営することとなりました。そして、e-矯正歯科.comの運営費については、ＡＳＰ型（期間貸出型アプリケーション）のシステム開発、及び、バナー広告を柱としたビジネスモデルで運営しております。
社会との共存共栄＝一人のためにみんなが協力する、一人はみんなのために力を貸す、をテーマに『患者と歯科医師を結ぶコミュニティーを提供する』というコンセプトで活動して行く所存です。
最後に、このポータルサイトを運営するにあたり、e-矯正歯科.comにご意見をくださった患者の方々はじめ、矯正歯科治療について志の高い歯科医師や歯科医院のスタッフの方々に数多くのご意見、また、工学系大学の教授陣には、本システムについてのご指導をいただきました。皆様のお力をお借り出来ましたこと、心より感謝致しております。今後も皆様に、ご愛顧頂けますよう、全力で運営に取り組んで参ります故、末永く、e-矯正歯科.comをよろしくお願い申し上げます。